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JUAからのお知らせです
ソウル国際ブックフェア2025に参加しました
ソウル国際ブックフェア2025に参加しました!
JUAは2025年6月18日(水)から22日(日)に開かれたソウルブックフェアに参加しました。
今年は主催側が準備していた15万枚のチケットが、先行販売で売り切れとなり、平日でも当日券が買えないという前例のない光景でした。若い世代の中で流行っている「TEXT HIP」(本を読むことはヒップなことという新語)が影響していると評されていて、体感的にも20代~30代の読者、特に女性の観客が多い印象でした。
今年のテーマは「The Last Resort – The End of the World, and a Beginning」でした。辛い時、寂しい時、あなたの頼りになる「最後の手段」は何ですかと質問を投げかけています。不安で厳しい現実の中、各自が希望を持っている「最後の手段」を探し、話し合ってみようという趣旨で、様々な作家や読者によるキュレーションも印象的でした。
<テーマ展示>
今年は海外16カ国から約106社、韓国では400以上の出版社が集まり、
様々な展示や行事、公演、セミナー、イベントが行われました。
<出版社ブースの様子>
<JUAの商談テーブル>
◆◆◆◆◆参加エージェントより◆◆◆◆◆
ソウルブックフェア2025は盛況のうちに終了しました。先行チケットがブックフェアの開催1週間前に完売し、ブックフェアの熱気はこれまで以上に高まっていました。しかし、出版社の話を聞くと、出版市場は依然として厳しい状況にあるとのことです。それでも、今回のブックフェアを通じて、若い世代がまだ本に関心を持っている点に小さな希望を見出しました。知識とインスピレーションを与える重要な媒体として、若い世代が本に魅力を感じているように、結局、私たちが頼りにできる「最後の手段」として「本」があるのではないでしょうか。