2024年10月8日
弊社ミニBarのカウンターから vol.4

最後の晩餐!?

弊社ミニBarのカウンターからJUAスタッフの雑談呟きなどです。

食べることが好きだ。「顔にそう書いてある」と言われる。近年、体にも反映されている気がする。本当に好きなのだ。よく、「三度の飯より●●●が好き」というのを耳にするが、個人的には「三度の飯より好きなものなんてある?」と思っている。いや、これはマジで。

美味しいものを求めて、あちこち出掛けるが、自分で料理することも大好きだ。料理番組が好き。旅番組で地元の美味しいものを紹介しているのもチェック!朝ごはんを食べながら、今日のランチは何を食べようか、晩御飯には何を作ろうか…と考えている。

社会人になったばかりのころ、先輩Aからもらったアドバイスがあった。
「会話に行き詰まったら、食べ物の話をしてみるといいよ」

たしかに、食事をしない人はいないし、食べることが嫌いな人は少ないと思う。中華が好き、イタリアンが好き、スイーツが好き…。誰にでも、心身ともに満たしてくれる美味しいものは、きっとあるだろう。こうした話題を投げかけるタイミングは難しいかも知れないが、ほとんどのケースで、ややぎこちなかった会話が滑らかになっていく効果はあると思う。

あるとき、後輩Xに次のアドバンスをしたことがある。
「『この人、ちょっと苦手でうまく話せない』という相手に、『明日死ぬとわかったら、最後に何を食べたいですか』って聞くと、意外と話が盛り上がって、場が持つことがあるよ」

この話、いわゆる「最後の晩餐」なのだが、実に味わい深い。最初は会話の潤滑油に過ぎないとしても、各々の「最後に食べたいもの」に、それぞれの人となりや、さまざまな思いが徐々に表れてくる。なぜ、その食べ物を選んだのか、必ずエピソードがある。「初めて口にしたときの感動」「中毒性のある味」「思い出の一品」など。食べることは、まさに人生だ(何だか某エネルギー企業のCMみたい)。

つい先日、ある取引先の人に聞かれた。
「明日が人生最後の日だとします。死ぬ前に何が食べたいですか?」

「えっ!?もしかして、苦手な人だと思われていたのか…」
ちなみに、私の最後の晩餐は「麻婆豆腐」です。(オクターヴ)

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